海のガソリンスタンド

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何も珍しくはないと思うんです。
ですが、海のない我が埼玉県民にとってガソリンスタンドは 国道沿いにあるもの、と決まっているんです。
特に埼玉県の17号国道の浦和・大宮・上尾付近は日本でもガソリン価格の過当競争による安売り、過剰サービス激戦区として有名です。スカートの短いおねーさんとじゃんけんしてジュース くれたりするんです。
そんな私が小学校か中学校の時、先生が海上のガソリンスタンドについて話してくださったんです。それ以来、釣り船に乗るときは港付近を探すんですが、残念ながら千葉や茨城の海で お目にかかったことはなかったんです。ところが、ついにここサバで見ることが叶いました。
お・・・これが私が探し求めていた海の上のガソリンスタンドか!てな具合です。
ご存じの通り、マレーシアは石油産出国です。
産出量はお隣インドネシアの比ではありませんが、それでも供給国のひとつです。
石油は年々増大する陸上運送はもちろん、海上運送にも欠かせません。近年空輸が盛んになったとはいえ、東西貿易の主役はまだまだ海上輸送です。日本へ向かう貨物船やらタンカーはインド洋からインドネシアとマレーシアの海峡、マラッカ海峡を経て台湾、日本へと進みます。この海域はジャワ、スマトラ、ボルネオ島などがマレー半島やアジア大陸と接近している上、 大変多くの島々があり、いまだに海賊も出ます。
ですから、東南アジア海域は安全確保上重要な地域でもあるんです。
そうした船のいくつかが、この地で給油をかねて一時休息です。コタキナバルの外港にも大型の船が碇を降ろしている姿が見受けられます。これが夕日に当たってシルエットとなるサンセットはなかなかのものです。
ですが、おねーさんとのじゃんけんも捨てがたいです。
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