「ラフレシア考」
990719
本校は世界で唯一ラフレシアを観察できる学校です。
ちょっとおおげざだけれど、絶対に世界唯一の学校なんです。と言うのは、ラフレシアの観察そのもの実施が実は極めて困難なんです。日本からちょっと来て、「見学したいんだけど・・・」なんて、 無理無理。専門家が16年目で初めて開花した花に出会えたとか、こちらで14年間生活していた家族が結局見ることなく日本に帰って行った、 なんて話もあるほどです。
この花、ジャングルの奥地で人知れずひっそり咲いている花なんです。 しかも、開花から花が萎れるまでわずかに3〜4日。 さらに、つぼみが大きくなって開花までの時期が実は分からないんです。 あるつぼみは2日で花が咲き、あるつぼみは3年間つぼみのまま・・・なんて事もあるんです。
ですから、いつ咲くか全く見当がつかない。いろんな学者が研究したけれど、未だにこの花の生態そのものが実はよく分かっていないんだそうです。
日本の百科事典でも調べてみてください。この花の生態については詳しくは載っていないどころか 「臭いにおいを放つ・・・」なんて載っているそうですよ。これほんとうかな????ラフレシアはインドネシア語で死臭を放つ花といった意味なんだそうです、だからよ「においを放つ。。。」なんて辞典に載っているのかも。なぜって本校の児童生徒の証人付き、「花自体はにおいなんてしませんでした。」でも、そのくらい分かっていない花なんでしょう。
今では環境保護にあたる人の手によって保護管理しているんです。 本校ではそうした人に加え直接管理している人にもお願いして、 開花と同時に連絡が入るんです。だから、開花すればすぐに出発することができるんです。
そこまでしなければ、この花の観察はできないんですよ。そんな学校は他にはないでしょう。だから世界唯一の学校なんです。
ともあれ、世界一大きな花を見ることができる、世界一小さな学校です。
小さな、は余計か!
前のページ
次のページ
ボルネオのでっかい自然 編へ
トップへ