オランウータン セイコ
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コタ・キナバルより車で50分ほどのところに シャングリラ・ラサリア・リゾートというホテルがあります。
海とジャングルに囲まれた自然豊かなところにあり、学校の遠足や自然観察などで利用させていただきました。実はここには他のホテルにない、ユニークなプログラムがいくつかあります。その一つがオランウータンの観察です。
ここでは、親と離ればなれになった小人のオランウータンを一時期養い、生活力が付いたところで森に返す、そうした活動を行っています。しかしすぐに森に適応できようはずがありません。そこで野生に戻れるまでのわずかな期間、レンジャーは一日に一度だけ、森の中にある餌付け台にバナナなど少量の食料をおいておきます。
ジャングルで生活し始めたオランウータンですが、人恋しさか、空腹のためかこの餌付け台に姿を現します。
そうした様子を見学できるんです。
専門のレンジャーから注意事項を聞き、森の中にはいること数分、我々の気配を察したのか、森の奥からオランウータンがやってきました。
レンジャーがおいたバナナなどを食し、30分ほど私たち見学者を楽しませて、森の中に消えてゆきました。
こうして多くのオランウータンは生活力の向上とともに、いつの間にか餌付けには顔を見せなくなるそうです。ところが中にはなかなか野生に戻れないオランウータンもいるようです。写真のオランウータン、名前をセイコといいます。
大変サービス精神旺盛で、私たちのすぐそばまでやってきます。
木にぶら下がって、ポーズを取ったり、いたずらしたり・・・・・
いったい誰が名を付けたのか分かりませんが、その所作はピッタリのネーミングという気がします・・・・・・・もはや普通の生き方は無理なのか。