熱帯とひまわり
990924
熱帯雨林は一年中同じような気候です。日本の真夏の日差しが毎日毎日続きます。
雨林ってくらいですから、雨もたくさん降ります。
一応、乾期と雨期のシーズンがあるんですが、この天気が一年中続きます。
こちらに来たときに、現地採用職員の一人にいつ頃が雨期なのかと尋ねたんですが、
はっきりとした答えは返ってきませんでした。
こちらの人も、雨季乾季をそれほど意識していない、と言うことでしょうか。
ところが、人間さまはそのように感じているのですが、動植物の世界は別のようです。
一見すると校舎のまわりは年中緑に覆われていますし、真っ赤な花も一年中見られ変化は感じられません。
しかし、蝶々が見られる時間帯は決まっていますし、果物は明確な旬の時期があります。
どうも動植物は我々が感じられない季節や気候の変化を敏感に感じているのではないでしょうか。
小学校3年生では、理科の時間にひまわりの観察を行います。
本校の若い先生が熱心に教えておられます。
そのひまわり、SUNFLOWERと呼ばれるくらいですから、さぞかし大輪の花を咲かせるだろうと思いきや、
これがさにあらず。
植えて数日間の成長はさすがに熱帯だけあり、すごいものがあります。
種を植えると、必ず次の日には芽が出ます。2,3日もするとその双葉が見る見るうちに成長しているのがわかります。
その成長ぶりはまさしくジャックと豆の木の豆の木なみでしょう。
ところが、10cmもすると皆枯れてしまいます。全滅です。
いろいろな条件で試すんですが、「またダメかぁ・・・・・」小3のため息ばかりが続きます。
一言で言ってしまえば、ひまわりと気候とがあわないのでしょう。
本校、新進気鋭の男性教師、何度もの失敗を省みず「こんどこそ!」「こんどこそ!」
男の意地もこの気候には勝てないのか?
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