「飲茶とはなんぞ」

990907
いまでこそ日本でもお馴染みの飲茶。やむちゃ、と読みます。
これがまた、奥の深いクイジーンなのであります。
そもそもは、中国の広東省辺りで広く普及している食習慣なのですが、
ここマレーシアをはじめ、香港やシンガポールなどでも広く
食することができます。
飲茶とはお茶を飲みつつ、蒸籠に入った各種様々な点心(ディムサンと読みます)を食する事を言うのです。
そんなことは誰も知っている!と言うことなかれ。
これに私的地理的文化的考察を加えるならば、ちょっと見方が変わるのであります。
そもそも、飲茶は広東語なんですよ。北京語ではありません。
北京語で文字そのものを発音するなら、インチャーですし、点心も北京語ならディェンシンです。
実は飲茶、北京にはないんです。だから、北京でおいしい飲茶は食べられないんですね。
さて、ここマレーシアを始め、東南アジア各国ではおいしい飲茶が安く!!いつでも食べられます。
すでに食生活の一部として定着しています。
ご存じの通り、この地域には中国華僑がかなり幅をきかせているんですね。
中国華僑が経済基盤を牛耳っていると言えなくもありません。
そして、彼らの多くが華南出身者であることは飲茶の普及を見れば明らかでしょう。
中国華僑がこのように東南アジア広くで活躍しているのは、かのアヘン戦争以来の歴史的な事実もあるんですが、
一度地図を見てみればすぐに分かります。
広東省の広州を中心にコンパスで円を書いてみましょう。
首都北京はうーんと遠いなぁ。


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