トロピカルフルーツの真実

991220

日本は寒波の影響で日本海側を中心に大雪だそうです。
北緯6度に位置するマレーシアは今日も暑い日差しが照りつけます。
日本からの便りに季節柄ご自愛を、なんて書かれるんですが、一年中この気候ですから、せいぜいエアコンの温度設定を低くしないように気をつけます。
ところで、常夏のマレーシアですが、果物はどうも季節の違いを感じているようで、
11月に出始めたマンゴスチンはすでに市場で見ることはできません。植物にはちゃんと季節を感じ分けるなにかを持っているのでしょう。
さて、マンゴスチンを始め、熱帯の果物はトロピカルフルーツなどと称されます。
英語に弱い私などは、トロピカルなんて言葉を聞くとめったやたらに美味しい熱帯のフルーツ を想像してしまうのですが、いかがでしょうか?
これね、旅行会社あたりが創り上げたイメージ戦略かなぁ、なんて思うんです。 トロピカルなんて言葉を使って、たくみに我々を陥れる罠ではないかと、実は疑っているのです。
そんなに熱帯の果物なんてうまくはないんです。
たしかにうまい熱帯のフルーツもたくさんあります。でもね、どちらかというとぼんやりした甘みを持つ物が多いんです。何となく甘いような甘くないような果物が多いですね。だから、こちらに来て、果物でがっかりなんて事も少なくありませんでした。
スイカは全然甘くないです。メロンも甘いのを食べられれば、大当たり! マンゴーもアイスクリームと一緒なら美味しいですが、決して甘い果物ではありません。バナナも日本で食べる台湾バナナの方が全然甘みがあってうまいです。
画像はメロンにパパイヤですが、もうひとつの赤いやつ、これバンブーって言うんです。
日本のナシから甘みを抜いたようなものです。よーく冷やして食べると、ん?甘いぞっ、と感じることができます。ですから私には鴻巣(埼玉県)のナシの方が甘くてうまい。おっとこれはお国自慢!?
トロピカルフルーツなんて言うと、美味しい果物が一年中とれるような気になってしまいますよね。 ところが、一年中食べられるフルーツと言えば、バナナとパイナップルくらいなものです。南国に行けば、うまい果物をたらふく・・・・なんてことはありません。
ですから、夢を抱いてやってくる旅行者のため、 ホテルでは南国のイメージを演出する輸入果物があふれます。 よく考えると、変な会話が生れます。
「このオレンジにキュウイフルーツ、イチゴと実にうまい!」
「このリンゴも酸味があっておいしいですね・・・。」
そんなもん、ここでとれるわきゃないだろ!
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